2016.03.25
3月25日(金)
痔の疼きもなんとかおさまり、今日は出勤した。
相変わらず、職場はバタバタとしていたが、俺は妙に落ち着いていた。
俺は、これからもやるぞ。
そう、決めたからだ。
たしかに、これまで自分が広報大臣と任命されていながらも、
よく分からない立場で活動していたのは、どうかと思うところもあった。
でも、俺だってもっと自分からPRを考えたり、提案したりと、
広報大臣としてできることはあったはずだ。
思い返せば、2ヶ月前。
「たまたまその場に居合わせていたから」という理由で、
上沼官房長官から広報大臣に任命された。
わけが分からなくて、どうしようかと思ったけど、
この2ヶ月間で俺は、地元の魅力をこれまで以上に知ることになったし、
学んだこともたくさんあった。
それに、官房長官からの電話で、
「期待しとんのやで!」とまで言ってもらったんだ。
俺が一昨日酔いつぶれたときに、
「ぬるいわ!」と官房長官の真似をしてしまうほど、
今までは、そのひと言しか言ってもらえなかった。
でも、期待してくれている。
それなら、少しでもその気持ちに応えないといけない。
俺を広報大臣にしてくれたのは、上沼官房長官なんだから。
喜田課長は、その点でいいアドバイザーになってくれると思う。
たしかに、まさかのカミングアウトはショックだったけど、
過去のことはどうすることもできない。
大事なのは、未来をどうするかだ。
川上課長は…、相変わらず生気が抜けているが、そのうち瓦割りにでも誘うか。
以前、一緒に淡路瓦の見学に行ったときに瓦割りをする川上課長が、
これまで見てきた川上課長のなかで一番イキイキしていたから。
さて、これから忙しくなるだろう。
独立への賛成が多数だったとはいえ、
「あわじ国」はまだまだ正式な独立国家ではない。
国家としての基盤もないに等しいし、国際社会に認められる必要がある。
そのためには、これからも「あわじ国」をアピールしていかねばならない。
広報大臣がすべきことは、いくらでもあるだろう。
あわじ国の未来は、たぶん明るい。
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「広報大臣の日記」は本日をもちまして、一旦終了とさせていただきます。
お読みいただきました方々、まことにありがとうございました。
また次回に再開するか、こちらに替わる新たなコンテンツを準備したいと思っておりますので、
その時はどうぞよろしくお願いいたします。
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