2016.03.10
3月10日(木)
今日は珍しく、喜田課長と一緒にドルフィンファームの視察に行ってきた。
食の拠点推進課の課長が、
なぜにイルカとふれあう必要があるのか分からないけど、
本人いわく、あわじ国の食だけでなく、観光スポットのこともちゃんと
知っておかないといけないということで、来たらしい。
あまり理由になっていないな。
以前、あわじ国のPRを一緒に考えてくれたときに、
気づいたら居眠りしていて、わりと適当な人かと思っていたけど、
やはり適当な人なんじゃないだろうか。
威嚇しかしてこない川上課長とは違うけれど。
ドルフィンファームに来たのは初めてだったけど、
イルカに直接触るのも、人生で初めてだった。
どこかの水族館でイルカショーを見たことはあるけど、
イルカと実際にふれあえるなんて、子どものように興奮したな。
でも、喜田課長はもっと興奮していて、
イルカにむかっていきなり、人形浄瑠璃の歌をはじめていたのは驚いた。
なんで、あんなことできるんだろう。
「食の拠点推進課」って、本当は嘘なんじゃないだろうか。
喜田課長の多才っぷりにも驚いたけど、
イルカもそれに合わせて頭をふったり、手を叩いたりとしていた。
あれもいったい、何なんだろうか。幻覚かな?
いい歳をしたおっさんと、かわいいイルカが心を通わせているのを見て、
俺はひとり唖然としてしまった。
今日の視察って、何だったんだろうか。