PR MINISTER

広報大臣の日記

2016.01.13

1月13日(水)

平成27年3月に完成した直売所の美菜恋来屋に行った。

食の拠点推進課の喜田課長に相談するために。

噂に聞いてると「行政の枠を超えろ」が口癖で、

けっこう突拍子もないPRを考える人らしいんだけど、

これが思ったよりも“変人”だった。

 

「そうかそうか、しゃーないわ。わしが考えたる」と言って

しばらく考えてるように見えてたけど・・・

 

まさか寝てるとはな。

 

びっくりした。それで、急に起きかと思うと、

「ほらほら、たまにはお尻を叩いてくれんと。考えてるのを忘れてまうわ」と。

完全に寝てたくせに、なんなんだ、この人は。

あまりお役所にいるタイプじゃないだろうが、

「行政の枠を超えろ」って、もしかして、自分のことを言ってるのか。

確かに行政の枠におさまるタイプではないが。

 

結局、広報プランのいいアイデアは出なかった。
「また来たらええわ」と喜田課長に言われたが、苦笑いを返すしかなかった。

帰りに美菜恋来屋に寄って、妻に頼まれたカボチャとハモを購入。

一応、一国の広報大臣なんだけどな。

というか、そもそも他国の大臣さんたちも、

こうやって奥さんにお遣いに出されたりするものだろうか。

大根を買いに行かされる農林水産大臣。

シャーペンの芯を買いに行かされる文部科学大臣。

ゴミ捨てを頼まれる環境大臣。

 

考えただけでも、威厳が消えていく。

 

まぁ、どんなに偉い大臣だって人間なわけだし、

奥さんの前ではただの旦那だもんな。

国民よりも奥さんに対して重点的に仕えるのはしょうがない。

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