NEWS RELEASE

あわじ国ニュース

2021.06.14

5月中頃から6月初旬まで淡路島たまねぎの収穫作業『最盛期』です。

5月中頃から6月初旬まで淡路島たまねぎ収穫作業『最盛期』です。
「新たま」とはまた違って、中生(なかて)、晩生(おくて)は玉ねぎ小屋で甘みを増す

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■玉ねぎを掘って、くくって、玉ねぎ小屋に吊る準備
玉ねぎ小屋に玉ねぎを吊る作業 玉ねぎが雨宿り(自然乾燥で甘みが増します) 迫力満点(ブドウみたい!?)
■玉ねぎ小屋に玉ねぎを吊る作業 ■玉ねぎが雨宿り(自然乾燥で甘みが増します) ■迫力満点(ブドウみたい!?)

 

【面白さ】

  • 濃緑に広がる玉ねぎ農地が1400ha(東京ドーム約300個分)。淡路島たまねぎの収穫のピークが5月中旬から6月初旬です。
  • 淡路島独特の「玉ねぎ小屋」(1つの大きさはだいたい4m×6m×高さ約3m)に、農地2,000㎡あたりで約4万個採れる玉ねぎがいくつも吊るされ、南あわじを中心に夏の風物詩になっています。玉ねぎ小屋の前で写真を撮る観光客さんもいます。5月下旬から8月上旬頃まで吊るしています(遅くて8月お盆前まで)。
  • 淡路島たまねぎの美味しさは、甘さ柔らかさ。酪農地帯でもあり堆肥を投入することと、2~3ヶ月の間玉ねぎ小屋などで自然乾燥し、余分な水分を飛ばし甘みを凝縮します。news_tamanegi_5
  • 春の「新たま」(早生(わせ)種)とはまた違って、中生(なかて)・晩生(おくて)の品種は玉ねぎ小屋で吊るされ、じっくり乾燥することによって甘みを増していきます。
  • いろんな玉ねぎ料理レシピもあわじ島農協HPに沢山掲載されています。
    → https://www.ja-awajishima.or.jp/nougyou/recipe-onion/
  • 玉ねぎは ケルセチン、アリシン様物質 によって動脈硬化予防・血糖値上昇予防に効果抜群

 

【最近のネタ】

  • 昭和40年代までの主要品種だったが消滅していた「淡路中甲高黄」(あわじちゅうこうだかき)という品種の栽培復活に向けた取り組みを試験的に行っています。
  • 現在「東北復興宇宙ミッション」の一環で記念品の1つとして「淡路中甲高黄」の種子が宇宙ステーションへ飛行中ですわずか10g程ですが、地球に無事帰還した後はその種子から採取作業を繰り返し、地域ブランドたまねぎとして育成する予定です。

 

【資料】

  • 兵庫県南淡路農業改良普及センターが、「どうして、こんなに美味しいの♪淡路島たまねぎ」を作り、南あわじ市役所で淡路島たまねぎ読本(別添参照。A4サイズ4ページ)を作成しました。「たまねぎの基本」「淡路島ならではのレシピ」が簡単に紹介されています。

 

「どうして、こんなに美味しいの♪淡路島たまねぎ」PDFダウンロード

淡路島たまねぎ読本
→ https://www.city.minamiawaji.hyogo.jp/book/list/book66.html

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