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文化・歴史
空飛ぶ犬!?
飛行犬の撮影に密着!!
[飛行犬]
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あわじ国 30の魅力紹介
今回は、あわじ国発祥のニューカルチャー
『飛行犬』についてご紹介します。
皆様は、『飛行犬』ってご存知でしょうか?
テレビ番組などで取り上げられる機会も増えたので、もしかすると見たり聞いたりしたことがあるかもしれませんね。
『飛行犬』とは世にも珍しい空を飛ぶ犬…ではなく、ワンちゃんが全力疾走する際に4本足すべてが地面から離れた瞬間を捉えた写真のこと。
つまり、ワンちゃんが空を飛んでいるように見える写真です。
実は、この『飛行犬』。
あわじ国にある『有限会社淡路デジタル』さんが発祥なんです。
そんなわけで、大人気の『飛行犬』の撮影現場にお邪魔してきました!
[登場人物] 元祖、飛行犬写真家の『的場さん』。 |
■このドッグランが、『飛行犬』の撮影スタジオなんですね!
的:そうですね。実際に撮影している時の形を再現してみましょうか。
こうやってカメラを構えて、
飼い主に向かって全力疾走してくるワンちゃんを…、
撮影していくイメージですね。
■すごく解りやすいです!そして、すごく大きなカメラレンズですね!
的:撮影機材にはとてもこだわりをもっていますね。猛スピードで駆けていくワンちゃんを高速シャッターで捉えるために、機能と描写力を兼ね備えた撮影機材を用意しています。
■『飛行犬』の撮影を始められたきっかけは?
的:元々はドッグランを併設したワンちゃん専用の写真スタジオを始めたんですけど、全然お客さんがこなくて(笑)
ドッグランがいつも空いていたので、それだったら逆にこの空いているのを利用して、ワンちゃんが思いっきり走り回っている姿を撮ってみようと思って撮り始めたのがきっかけですね。
■その中で、『飛行犬』にたどり着いたんですね?
的:そうですね。宙に浮いているワンちゃんの姿を、この長ダマと呼ばれる超望遠レンズで撮り始めて、『飛行犬』という撮影スタイルが出来上がっていきました。
■『飛行犬』というネーミングも良いですね!
的: 今の撮影スタイルが確立されていく中で、これをなんて呼べば良いのか悩んだんですけど、雑談の中から僕が「飛行犬でいいのでは?」と言ったのがきっかけで『飛行犬』に決まって、今ではしっかりと商標登録も取得しています。
■『飛行犬』が話題になったきっかけなどはありますか?
的:きっかけという意味ではインターネットですね。
『飛行犬』を撮り始めてもなかなか浸透しなかったのが、11年前くらい前から撮影データをCD-Rに焼いてお客さんに渡すようにしたんですよ。
そうするとお客さんが自分のホームページなどで写真をアップするようになって、それから全国的に広がっていきましたね。
■今では全国からお客さんが来るんですか?
的:九州から北海道まで、たくさん来られます。
今は東日本にも拠点を設けているので、ここでは西日本のお客様に対応させていただいています。
■ちなみに、さっき走っていたのは、的場さんのワンちゃんですか?
的:そうですね。『スカイ』って言います。
■メッチャかわいいです!今もずっと外で的場さんのこと待ってますね(笑)
的場さんと一緒に写真撮らせてもらってもいいですか?
的:はい、大丈夫ですよ。それでは、外で撮りましょうか。
■ありがとうございました!
実際の撮影現場を見せて頂いて感じたのは、まず、的場さんは本当にワンちゃんが好きなんだなということです。
私と話している時と、ワンちゃんと遊んでいる時で表情がまったく異なりました(笑)
心から好きだからこそたどり着いた撮影スタイルなんだと思います。
ワンちゃんも、取材中ずっと扉の前で的場さんを待っていました。
また、これは飼い主とワンちゃんの関係性がないと撮れない写真だということも解りました。
飼い主に向けて全力で駆けてくるワンちゃんの愛を撮影しているんですよね。
飼い主とワンちゃんの関係性を撮影しているとも言えると思います。
キャリア20年以上のプロのカメラマンが、500坪もの飛行犬専用ドッグランで走り回る愛犬を撮影してくれる『飛行犬』。
次の連休は、『ワンちゃんは家でお留守番』なんて言わずに、一緒にあわじ国まで連れてきてあげて、一生の思い出になるような素敵な写真を撮影してもらってはいかがでしょうか?
[飛行犬]
〒656-0651 |
「世界が羨む」あわじ国 30の魅力紹介