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決戦最終日!!
あわじ国、独立なるか?
[あわじ国 国民投票]
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あわじ国 30の魅力紹介
あわじ国の魅力を伝える『30の魅力紹介』もついに最後。
今回は『選挙の様子』をご紹介します。
上沼恵美子さんの『独立しませんか?』から始まった『あわじ国の独立運動』。
南あわじ市を二分する騒ぎとなり、国民投票も実施され、その国民投票も本日がいよいよ最終日!
島内では至る所で『あわじ国』のポスターが掲出されています。
独立賛成派の仕掛けた巨大パネルや、
活動の様子を伝える街頭ビジョンに、
日本国民を巻き込んで盛り上がりを見せています。
速報によると、現時点では『賛成派』が有利な状況にあるそうですが、この国民投票に向けて『反対派』『賛成派』の意見をもう一度聞いた上で、まだ投票していない皆さんには一票を投じてほしいと思います。
まずは独立反対派の『ジョイポート南淡路株式会社』の『久留米さん』にご意見を伺ってきました。
■久留米さんは、独立反対派なんですね?
久:そうですね。反対派です。
本当に『独立』という手段が良いのか疑問に思っています。
■特にどの辺りが気になっていますか?
久:この辺りは福良という土地なんですけど、歴史的にもお隣の鳴門市さんと共存共栄でやってきたという経緯があります。
それを独立によって独占するような形になると深刻な領土問題になる可能性があります。
■なるほど。それを危惧されていると。
久:鳴門海峡はこれまで私たちを生かしてくれた守るべき聖地ともいえる場所で、私たちの誇りでもあります。
それは鳴門市の方々にとっても同様です。
一方的に独立を主張するのではなく、この海を守り続け、独立とは違う形でこれからも発展させていきたいと考えています。
■自分たちのことだけじゃいけないという思いがあるんですね。
久:そうです。ここを訪れてくれる観光客の皆様や、ここに住む人たち、そして鳴門市や周辺の人たちと共にこの土地を発展させていくには、独立という方法ではないやり方をとるべきだと思います。
■他にも反対理由はありますか?
久:そうですね。現実的にお金の問題や防衛の問題など、独立する上でクリアにしなければいけない問題は山積しています。
それらについての議論が成されないまま結論だけが先行するような形は決して望ましくないと考えています。
■とても良く解りました!ありがとうございます。
大鳴門橋ができる前から観潮船を運営していた福良の人々。
漁業を営む方も多く、歴史的にも周囲の市町村と協力しながら豊かな自然を守り続けてきたという背景があります。
淡路島を豊かな土地に発展させていきたいという想いは独立賛成派の方々とも意見が一致していますが、そのための方法は『独立』ではないのではないかというお考えとのことでした。
なるほど。大いに納得できます。
続いて、独立賛成派のあわじ国職員『喜田さん』にお話を伺ってきました。
■喜田さんは、独立賛成派ということで良いですか?
喜:はい。勿論です。
独立しかないと思っています。
■それは何故でしょうか?
喜:税収や補助金の交付状況を見ても、もはや日本全国の市町村の多くは、独立性を保てていません。
また国としても食料自給率の問題など多くの悩みを抱えています。
その中で、国に甘えて座して時を待つのではなく自分たちの力で未来を勝ち取るんだという気運を高めていく必要があると思っています。
■もう少し詳しくお願いします。
喜:独立するというのは、いわゆる『自立』です。
私はどんな方でも才能をお持ちだと信じていますが、それを発揮するにはきっかけが必要だと思います。
例えば親に甘えたり頼ったりするのではなく、自立して自分たちを追い込むことで、そこではじめて発揮される能力や開花する才能があると考えています。
この独立運動が、そのきっかけになればいいと思っています。
■鳴門市との領土問題などには発展しませんか?
喜:独立宣言にもありますが、あわじ国は徹底した平和国家です。
どことも友好的な関係を結ぶための努力を行いますし、争いはしません。
国になることで互いをより意識しつつ、切磋琢磨してより良いものが生み出せるようになるのではないかと期待しています。
■経済的には問題ないのでしょうか?
喜:あわじ国の食材に絶対的な自信を持っています。
豊富な食材を通じて日本国にとってのインフラの一部を担っていると自負していますし、太陽光をはじめとする自然エネルギーの開発にも乗り出しています。
圧倒的な食料自給率を背景に、十分にやっていけると思います。
■よく解りました。ありがとうございます!
ということで、独立賛成派の意見でした。
うーーん、難しい。
こちらはこちらで筋が通っているように聞こえます。
皆さんのご意見は、賛成?反対?どちらでしょうか。
選挙期間は残り僅かです!!
日本国では若者の選挙への無関心が問題視されていますが、そこに一石を投じることになるかもしれない、あわじ国の『国民投票』。
ぜひ、あなたのご意見を投票ください。
また、Twitterでシェアして、豪華プレゼントも当ててください!
そして、投票を終えたら、実際にあわじ国を訪れて、あなた自身の目でその魅力を確かめてくださいね!
「世界が羨む」あわじ国 30の魅力紹介