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文化・歴史
婚活と妊活の聖地!?
国生み伝説が伝わる神社
[おのころ島神社]
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あわじ国 30の魅力紹介
第二回は、あわじ国に伝わる「国生み伝説」の聖地
「おのころ島神社」を紹介します。
未婚率の上昇や少子高齢化。
社会問題と言われても、そもそも出会いや機会に恵まれないことにはどうしようもないですよね?
最近は、良縁を求めて神社を参拝される方も多いと聞きますが、それならここ「おのころ島神社」がオススメです。
なんといっても、「日本が生まれた地」とされている場所。
ご利益があると思います。
それでは、「おのころ島神社」をご説明をさせていただきますね。
まず、「おのころ島神社」がある辺りは丘になっており、伝承によると昔は海に囲まれた小さな島だったそうです。
今では立派な橋が架かっているのであまり想像ができませんが、ここが古くから「おのころ島」と呼ばれている由来はここにあるようです。
橋を渡ると壮大な鳥居が目に入ります。
この鳥居は日本三大鳥居にも数えられている立派なものです。
間近で見ると、すごい迫力…
鳥居の隣にある石碑に、神社の略記がありました。
御祭神は、なんと、伊弉諾命(イザナギのミコト)と伊弉冉命(イザナミのミコト)!
すっごく解りやすく言うと、日本を作った最初の神様です!!
古事記や日本書紀によると、伊弉諾命・伊弉冉命の二神様がまずおのころ島を作り、続いて淡路島を作り、そして四国や隠岐島や九州を順々に作っていったと記されているそうです。
なんてスケールの大きな話!
神話の世界、とても面白いです!!
日本を産んだ神様の神社ということは…。ご利益も期待できそう!!
鳥居をくぐると一気にピリっとした空気に変わります。
早速、手を清めて、本殿へと続く階段を登ります。
階段を登った先にあるのは…
鶺鴒石と呼ばれるありがたい石。
この石の上に止まったつがいの鶺鴒が契りを交わしている姿を見て、二神様は夫婦の交わりを学んで御子様をお生みになられたと伝えられているそうです。
なんだかかわいい伝説ですね。
出会いを求めている人、今の絆を深めたい人、それぞれに違ったお祈りの方法があるとのことなので、一人でもカップルでも訪れることができそうです。
さらに進むと、絵馬がいっぱい飾られていました。
やはり縁結びにご利益があると有名な神社。絵馬に書かれた願い事も、恋や出会いに関するものが多かったです。
その奥にはご神木が。
以前にこの木を処理しようとしたら、“よくないこと”が起こったそうで、今でも大切にこの場所にあるそうです。
ちょっとこわい…。
丁寧に礼をして、いよいよ正殿へ。
自然と背筋が伸びます。
二礼二拍手一礼の作法でお参りを済ませます。
なにをお願いしたかは内緒。参拝客はそんなに多くはないので、時間をかけて丁寧にお願いができるのが嬉しいです。
後ろを振り返ると、階段や大鳥居が見えて、景色も良いです。
周辺の落ち着いた感じと、神社の荘厳な雰囲気が相まって、非日常的な時間を味わうことができます。
正殿の奥には「八百萬神社」もあります。
ここには伊弉諾命・伊弉冉命の御子神様が奉斎されているそうなので、来られた際は是非こちらも参ってください。
最後に、忘れてはいけないのが、「安産のお砂所」。
海水に洗われたここの塩砂は、安産にご利益があるとされていて、天皇家との関わりも深いとか。
今でも安産の神様として、妊婦さんがよく参拝されているそうです。
社務所では安産祈願や恋愛成就のお守りなども用意されていますので、自分のためだけじゃなく、家族や友だちのために買っていってあげると、すごく喜ばれると思います。
「学生時代と比べて出会いの数が減ってしまった。」
「そろそろ結婚を考える相手と巡り会いたい。」
「子供を授かりたい。」
「元気な子供が生まれてきますように。」
人生には色んな思いがあると思います。
出会いから出産まで、至れり尽くせりな「おのころ島神社」。
大切に想える人との出会いや暮らしを求めている人は、この週末、ぜひ、あわじ国に遊びに来て、参拝してみてくださいね!
[おのころ島神社]
〒656-0423 兵庫県南あわじ市榎列下幡多415 |
「世界が羨む」あわじ国 30の魅力紹介